サルも持ってた?何度も売り買いを繰り返す骨董の特徴

感覚に響き渡る骨董品の魔力

スケールの大きな収集家は減ったものの、骨董品の魅力に取りつかれて本物の美を追い求めて深みにはまってしまう人たちが今でも大勢います。骨董品の魅力は時に魔力へとかわり、美しいものを手元に置きたいがために人は時に家族の生活さえ省みなくなり、家を手放すことになったという話はこの世界では決して珍しくはないのです。また、そのような人ほど本物を見抜く目をもっています。 単に儲けようという気持ちだけで骨董品を手に入れると贋物だったり致命的なダメージをおっている修復品だったりするのです。骨董品には人間の愛着や欲念の歴史の目方が積もりにつもっているため、骨董品商でもないものが物の価値を貶める冷ややかな眼差しを美しいものたちに向けると失敗しますので注意が必要になります。あくまでも美を楽しむものであり、その美を享受するためにお金を出すというのが正解なのです。また、骨董品は鑑賞するのではなく、買うもの、そして手元に置きふれるもので、美術を鑑賞することと違うのは、さまざまな感覚を通して美と付き合える点にあります。